top of page

私を拒む世界... いらない

​​

いつだって透明で やり方だけは曖昧で
ああ、なんだ ただの嫌われ者?

そんなのだって しょうがないじゃん
このまま宙に舞っちゃおうか?

「こんな命いらない、あなたにあげる」

『そっか。でもさ、人の目ばっか気にして

終わる命なんて...

僕も興味無いし いらないよ』

​​

死神も憐れむ 魂の値段に嘆くより
最期くらい思うように

生きたい生きたい生きたい

声も出せなくて ずっと もがいてた 
闇の中で私が無くしていたのは

生きる 勇気でした

 

うつむく 背中叩いて
怯える瞳に 強さくれた 私のヒーロー

いつだって単純で
思いやりも そこそこに「大丈夫?」
一人よがりで上等

初めてね 大切な友達が できたの
心から 笑えるの

今更終わりなんてね やだ...

限られた残り火が 瞬く世界で
私も「ここで生きていて良い」と

やっと思えたのに

 

震える 足元隠して
愛する瞳を守れたなら 私もヒーロー

「後ろの正面だあれ?」
「いまさら生きたいなんてね」

ワガママ言っても許される
自由だからこそ美しい

命の形 教えてよ

『自分大切にすりゃ良いんじゃないの?』
「誰かに貰わなきゃ気が済まないの...」

『どうして無くさないとわからないの?』
「あることにすら気付けてなかったの...」

失ったものばかり 数えたくない

もう 中途半端なプライドとか 
誰かが居ない不安だとか
一人消えていく孤独も
いらない いらない いらない いらないのに

​​

さみしくて ぎゅっと目を閉じた 闇の中で
あなたに貰った言葉が 今も聞こえてくるの

​​​

命の かけら集めて
暗い瞳を 輝かせた 私のヒーロー

  • X
  • Black YouTube Icon

© 2025 by Tiny Miney (Copyright)  Created by Wix.com 

bottom of page